大伴 大沼田(おおとも の おおぬた、生没年不詳)は、飛鳥時代の貴族。姓は宿禰。位階は従五位下・西海道巡察使。
経歴
文武朝の大宝3年(703年)西海道巡察使に任ぜられる(この時の位階は正七位上)。慶雲2年(705年)正七位上から五階昇進し、佐伯男・紀男人・県犬養筑紫らとともに従五位下に叙爵している。
官歴
『続日本紀』による。
- 時期不詳:正七位上
- 大宝3年(703年) 正月2日:西海道巡察使
- 慶雲2年(705年) 12月27日:従五位下(越階)
脚注
参考文献
- 宇治谷孟『続日本紀 (上)』講談社〈講談社学術文庫〉、1992年


