オオシカクワガタ属(オオシカクワガタぞく Rhaetus)は昆虫綱甲虫目クワガタムシ科に属する分類群。基本的形態はシカクワガタ属に似る。1種1亜種で構成される小さな属。

生態

カズミアエは内歯が大きく発達する。

種類

1種1亜種に分けられる。

  • ウエストウッディオオシカクワガタ Rhaetus westwoodi (Parry,1862)
    体長は雄が50.0-95.8mm、雌が40.0-51.1mm
    ネパール東部・インド北東部・ブータン西部に分布する。標高1500m以上に高地に多く、6月から8月にかけてが活動期と考えられている。カシなどの樹液に集まり、ペアでいることが多いらしい。灯火にはほとんど来ない。本種は当初、フタマタクワガタ属で記載されたが、その後1864年に単型属が立てられた。
    • ウエストウッディオオシカクワガタ(カズミ亜種) Rhaetus westwoodi kazumiae Nagai, 2000
    体長は雄が44.0-82.4mm、雌が44.7mm
    ミャンマー北部に生息する。標高1500m以上の山地に見られ、6月から8月までが主な活動期。カシなどの樹液に集まるが採集できる樹種が限られているため個体数が少ない。

飼育

飼育は難しく、日本に入荷しづらい種。本種を羽化させることがトップブリーダーの証とも言われる。以前は産卵させることすら困難であったが今ではブリード方法もある程度確立されてきた。

参考文献

  • 「シカクワガタ大特集」『ビー・クワ』No. 31、2009年。 

外部リンク


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