ノストラティック大語族(Nostratic languages)とは、ユーラシアの多くの語族を含む、仮説段階の大語族である。ホルガー・ペデルセンによって、20世紀初頭に最初に提唱された。最小限のくくりでは、インド・ヨーロッパ語族、ウラル語族、アルタイ諸語、南コーカサス語族が含まれる。加えて、アフロ・アジア語族、ドラヴィダ語族、ニブフ語、エラム語、シュメール語、ユカギール語、エスキモー・アレウト語族、チュクチ・カムチャツカ語族などが含まれることもある。

原郷と拡散

Bomhard (2008) は、ノストラティック祖語は紀元前8,000年にレバントの新石器革命の開始と共に分化し、肥沃な三日月地帯を越えてコーカサス(カルトヴェリ祖語)、エジプトと紅海を超えてアフリカの角(アフロ・アジア祖語)、イラン高原(エラム・ドラヴィダ祖語)、中央アジア(ユーラシア祖語、その後紀元前5,000年にインド・ヨーロッパ祖語、アルタイ祖語、ウラル祖語に分化)へそれぞれ拡散していったとしている。

大語族としての位置づけ

  • ボレア大語族
    • ノストラティック大語族
      • ユーラシア大語族
      • アフロ・アジア語族、ドラヴィダ語族
    • デネ・コーカサス大語族
    • オーストリック大語族

脚注



ナラトロジーの言語学 NAKANO DESIGN OFFICE

ノスタルジックの意味とは?使い方や画像を合わせて詳しく紹介! スッキリ

『ノスタルジック』の意味と語源【社会人なら知っておきたいカタカナ語】

世界の語族

「ノスタルジック」とは?意味と例文が3秒でわかる! コトワカ/KOTOWAKA