五式十二糎七単装高角砲(5しき12せんち7たんそうこうかくほう)は、日本海軍が要地防空用に開発した高角砲である。1945年(昭和20年)7月1日に制式化された。
概要
八九式12.7cm高角砲を基に、一式12.7cm高角砲(仮称試製一式十二糎七高角砲)が開発された。長砲身化と装薬量の増加による射高の増大が開発主目的とされた。通称長12.7センチ高角砲。
一式12.7cm高角砲には、連装と単装がある。 先ず八九式の機構を基に艦載用連装の一式12.7cm高角砲が開発され(重量48tと過大であった)、それを基に要地防空のための陸上用単装の一式12.7cm高角砲が試作し直された。
試製一式十二糎七単装高角砲を制式化した際、五式十二糎七単装高角砲と呼称が変更された。
関連項目
- 大日本帝国海軍兵装一覧
- 四〇口径八九式十二糎七高角砲
- 三式12cm高射砲




