ワルツ第8番(ワルツだいはちばん)変イ長調 作品64-3は、フレデリック・ショパンが作曲したピアノ独奏のためのワルツで、生前に出版された最後の作品の一つである。カタジナ・ブラニツカ伯爵夫人に献呈された。転調が多く色彩感もある。

曲の構成

変イ長調、モデラート。左手のワルツリズムに乗り、右手が半音階を交えた旋律を歌う。属調変ホ長調にいったん解決した後、主題を繰り返す。中間部はハ長調。右手がワルツリズムを刻む。巧妙な接続の後主題が再現される。ホ長調に予告なく転調するが唐突さはなく、コーダに入る。

外部リンク

  • 3つのワルツ 作品64の楽譜 - 国際楽譜ライブラリープロジェクト

脚注


ショパン:ワルツ第7番Op.642 Chopin:Valse No.7 YouTube

ショパン(Chopin) ワルツ3番(waltz) YouTube

さよならを告げるワルツ ショパン ワルツ第9番|Ryo Sasaki

ショパンワルツ第5番 変イ長調 作品42「大円舞曲」 YouTube Music

ショパン ワルツ第9番 「別れのワルツ」変イ長調 (Chopin Valses No.9 Op.691.posth.