名古屋水上警察署(なごやすいじょうけいさつしょ)は、かつて存在した愛知県警察の警察署である。船舶課を有しており、日本に4つ残った水上警察署の一つでもあった。2013年3月31日をもって廃止となり、港警察署に統合(移管)された。

所在地

  • 愛知県名古屋市港区港町1-9

管轄区域

  • 名古屋市港区のうち、埋立地と名古屋港湾内

沿革

  • 1902年(明治35年)2月5日 - 愛知郡熱田市場町において、熱田水上警察署として設立。当時の管轄は、堀川および愛知県内のすべての海上とされた。その広大な管轄をカバーするため、派出所を水主町・知多郡師崎町および半田町・幡豆郡一色町・宝飯郡蒲郡町・渥美郡福江町の6箇所に設置した。
  • 1903年(明治36年)6月 - 当初は熱田警察署において執務を行っていたものを、愛知郡熱田町字神戸に独立庁舎を設ける。
  • 1908年(明治41年) - 名称を名古屋水上警察署と変更。
  • 1937年(昭和12年)12月 - 港区海岸通6丁目3番地の名古屋臨港警察署(港警察署の前身)に併合される。
  • 1959年(昭和34年)11月1日 - 港警察署から分離独立し、その管轄を名古屋港港湾施設および保税区域などとした。
  • 1961年(昭和36年)11月30日 - 独立庁舎が完成し、港警察署同居を解消。
  • 1967年(昭和42年)1月 - 名古屋港の区域変更により、管轄区域を変更。
  • 2013年3月31日 - 廃止(港警察署との統合)。管轄区域の他、庁舎・交番などの施設、船舶・車両などの機材、取り扱い中の事件・事故などはすべて港警察署が引き継ぐ。また、名古屋水上警察署の庁舎は、港警察署の分庁舎となる。

幹部交番

なし

交番

括弧内は所在地
  • 潮見交番(潮見町)
  • 金城ふ頭交番(金城ふ頭1丁目)

警察官駐在所

なし

警備艇

  • あいち(41.00t)
  • にっこう(7.9t)
  • ちたちどり(4.7t)
  • あおい(3.1t)

脚注

参考文献

  • 愛知県警察史編集委員会 編『愛知県警察史 第1巻』愛知県警察本部、1971年3月31日。 
  • 愛知県警察本部警務部教養課『愛知県警察風土誌』愛知県警察本部警務部教養課、1981年。 

外部リンク

  • 港警察署

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