川原(かわはら)は、兵庫県神戸市垂水区にある町名。一丁目から五丁目がある。郵便番号は655-0894。
地理
垂水区の南部に位置する。福田川左岸の南北に細長い住宅地域であり、JR神戸線と山陽電気鉄道本線がすぐ南を通る。東は坂上、南は平磯、西は福田川を挟んで日向、北は福田川を挟んで御霊町に接する。住居表示が実施されている。
歴史
1930年(昭和5年)4月から1933年(昭和8年)1月にかけて、東垂水区第二耕地整理組合によって福田川左岸の東垂水町字川中、字川原、字大坪、字中道、字坂上、字山脇、字這上リの各地域が耕地整理された。その総面積は6万1千坪であり、1万1千7百坪の道路が新たに整備された。東垂水町であったころ、それらの地域は西から東へ川中通、川原通、坂上通、中道通、山手通と称された。1970年(昭和45年)6月に、住居表示実施と共に東垂水町字川中、字川原と字大坪の一部より成立した。現在唯一存在しない地名である川中通は、川原五丁目の地域にあたる。
地名の由来
東垂水町の小字「川原」に由来する。福田川に近い地形から付けられた名である。
町名の変遷
世帯数と人口
2021年(令和3年)12月31日現在の世帯数と人口は以下の通りである。
小・中学校の学区
市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる。
交通
県道が地域の西部を南北に通っている。
道路
- 都道府県道
- 兵庫県道488号長坂垂水線
施設
- 教育
- 神戸市立川原保育所 - 川原二丁目1番13号
- 寺社
- 覚正寺 - 川原三丁目1番7号
- 生協
- コープミニ川原 - 川原三丁目2番9号
脚注
参考文献
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会・竹内理三 編『角川日本地名大辞典 28 兵庫県』角川書店、1988年。ISBN 978-4040012803。
- 神戸史学会 編『神戸の町名 改訂版』神戸新聞総合出版センター、2007年。ISBN 978-4-343-00437-6。
- 片岡善亀 編『垂水の今と昔』神戸深江生活文化史料館、1995年。




