金照寺山(きんしょうじやま)は、秋田県秋田市楢山金照町にある標高56mの山である。
概要
秋田市街地及びJR秋田駅の南部に位置する。
歴史
古くは「楢山」と呼ばれ、山麓の農村が楢山村であったことから、現在の地名の由来になっている。
1602年(慶長7年)、久保田藩主佐竹氏の転封に伴い、佐竹氏の菩提寺である天徳寺が楢山へ移転してくる。1625年(寛永2年)5月に泉山へ再移転するまで、楢山が「天徳寺山」と通称された。
明暦年間(1655年 - 1657年)、角館にあった金照寺が天徳寺跡地に移転し、以来「金照寺山」の名で定着した。この金照寺も1868年(明治元年)に焼失し廃寺となったが、昭和になってから金照寺末寺であった正覚院が跡地へ移転・改称し現在に到る。
周辺
- 秋田コミュニティー放送送信所
- 久保田金照寺山三十三観音札所
- JR秋田新幹線・奥羽本線 - 当山の東側
- JR秋田総合車両センター南秋田センター
 
- 秋田市立城南中学校
- 秋田市上下水道局城南ポンプ場
- 一つ森公園 - 新幹線・奥羽本線をはさんだ東側。かつては1つの山であったが、奥羽本線開通時に掘割によって分断された。
- JR羽越本線 - 当山の西側
送信施設
開局から当面の期間は、県域FM局と同じ大森山公園(住所:秋田市大字浜田字大森山29番地16)に置かれ、出力10W・放送区域内世帯数11万4373世帯(当時の秋田市全世帯の96.2%をカバー)だった。
関連項目
- 秋田市
- 秋田コミュニティー放送
外部リンク
- 秋田の山 ぴょんたのホームページ(富士山、金照寺山編) - ウェイバックマシン(2010年7月3日アーカイブ分)
- 久保田 金照寺山 三十三観音札所 - みちのくプチ巡礼情報ホームページ
- 秋田コミュニティFM会社概要
- 金照寺山付近の地図 - Mapionホームページから
- 秋田市のコミュニティ放送局に免許付与-東北では12番目、秋田県初のコミュニティ放送局誕生- - 総務省平成10年度報道資料(1998年11月30日プレスリリース)



